もうすぐバレンタイン
巷で、ゴディバの広告が話題になっていました。
(ゴディバジャパン:日本は義理チョコをやめよう livedoorNEWS)
賛否の声も上がったようですが、現代のネットを利用するうまい広告戦略(戦術、かな?)だなぁと眺めてました。
バレンタインの経済効果は年々下がっていて、実はすでにハロウィンに抜かれています。
40代の私としては、なじみの薄いハロウィンの方がバレンタインより上ということに少し驚きましたが・・・
ハロウィンの方が関連グッズを作りやすく、商品アイテム(お菓子から仮装グッズなどなど)も多くなり経済効果が大きいようです。バレンタインの1対1のやり取りではなく、みんなでパーティーというのも要因でしょうか。
つまり、すでに義理チョコ市場は縮小しているのです。
そして、ゴディバにとっては義理チョコ市場はあまり影響がないのではないでしょうか?
ゴディバの製品は高めの価格帯。
義理チョコというより、プレゼントや自分へのご褒美といった物なのではないでしょうか。
一方・・・
人気商品ブラックサンダーを販売する有楽製菓はこんな広告を。
(有楽製菓:一目で義理とわかるチョコ BIGLOBEニュース)
ブラックサンダーは一つ30円程。いわゆる駄菓子なのですが、子供だけでなく”ランチの後、ちょっと甘いものが食べたい”というようなシチュエーションで女性にも人気のようです。
同じ製菓メーカーでもポジションの違いがよくわかります。
しかし、ゴディバの広告もうまいのですが、それに対抗するようなしないような感じで広告をうつ有楽も秀逸ですよね。
そもそも競合しない二社が、あたかもちょっと対抗しているような感じで広告を出す。
その意外性からこうしてネットで取り上げられ、当初の広告効果よりはるかに大きなものになるという・・・
あ、してやられましたね(笑)