”こんな風にしてみたいんだけど、お前どう思う?”
今、自分がやろうとしていることを他の誰かからこんな風に相談されたら、きっと私は・・・
”やめとけ、それは難し過ぎる”
そう答えてしまうでしょう。
やろうとしていること自体は大したことではありません。しかし、結構難しいところに足を踏み入れてしまうんだなぁ・・・と感じています。
一気に数が増えたパーソナルトレーニングジムは、この先コモディティ化が進み淘汰されていくのだろうと思います。
規模が小さい事にはプラスの面もマイナスの面もあります。小規模であれば必要な経費も少なく、運営は楽です。
反面、施設や設備の特色が出しづらく、他のジムとの明確な差が作りづらくなります。
施設・設備面で言えば、総合クラブは言うに及ばず比較的小規模な24時間ジムにもかないません。
サービス面ではどうでしょう。
”パーソナルトレーニングジムの本質的な差はトレーナーの質だ!”
多くのトレーナーがそう考えているんじゃないかと思います。
しかし、それはお客様サービスを購入して、なおかつ他のトレーナーさんと比較して初めて感じるものです。
では、美脚とか美尻とか美容分野に特化するような方法はどうでしょうか。
これはターゲットを明確にし、サービス内容を伝えやすくする方法です。
しかし、商売の仕組みは変わりません。
変わらなければいけない、そんな時期に来ているのだと思います。
しかし、本当に難しいポジションにいるのだと感じます。
物体が動くとき摩擦が起こり、それが抵抗となります。
動かなければ何も起きません。そのままの状態です。動き出した途端、一歩踏み出した途端、そこには抵抗が生じます。
”そこにとどまるべきだ。無理をするな。”
そんな自分の声との摩擦、抵抗。
抵抗が生じたということは、動き出した証拠。
変化の始まりです。