今年で営業を始めて7年目になっています。
小さなスタジオ”StudioRe庵”としてオープンして3年目のころ、一度店舗を二つにしたことがあります。ヨガ・ピラティスを行うスタジオとパーソナルトレーニングを行うジム。
トレーニングの需要が高まるにつれ、柔らかいスタジオの中にダンベルなどが並んでいきました。
ある日”これはいけない”そう思い、ジムを新設することに決めたのでした。
しかし、1年ほどのうちに私は最初の店舗を手放すことになります。
縮小、そして今の店舗に統合しました。
”お店は二つになるときが一番大変。二つになってしまえば、あとは極論何店舗でも同じだ。”
商売ではそんな風に言われるそうです。
もちろん、実際には店舗数が増えていくとオペレーションが複雑になるので、5店舗・10店舗と増やしていくのは大変だそうです。
しかし、一店舗だったものが二店舗になる。
この壁は本当に大きいそうです。
当時の私はそんなことも知らず、無鉄砲に店舗を増やしました。
当然うまくいかず、一人で二つの店舗を往復していただけでした。
あれから5年・・・
もう一度、挑戦しようと思います。
店舗を増やすと仕組みが全く変わります。
よく言われることですが、システム・オペ―レーションの標準化が重要になってきます。
日々の業務をシンプルにして、スタッフの負担を減らす。
少ないスタッフでお客様に充分な満足を届けるにはどうしたらよいか。
そんなところに重点を置き、この一年過ごしてきました。
まだ、失敗するか成功するかはわかりませんが、今日から私の二号店への挑戦の日々を綴っていこうと思います。
多店舗展開・大きな組織の方から見れば何ともかわいいお話でしょう。
どうぞ、小さな子供が自転車の補助輪を外すのを見守るような気持ちでご覧いただけたらと思います。
これからお店を出したい、店舗を増やしたい、そんな方には私の失敗も成功も含め、何か少しでも役に立つことを祈りながら・・・