経営者を目指して

物件について⑦|内装工事

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物件を探し、契約が済むといよいよ内装工事に移ります。
実際には、物件探しと並行して内装業者も手配することになります。

通常、<契約→契約料・前家賃振り込み→着工>になりますから、家賃発生から着工まで間が空いてしまうと無駄に家賃だけを支払う期間が出来てしまいます。

鍵をもらったらすなるべく早く着工できるように段取りしましょう。

内装工事について

費用はどのくらい?

さて、初めてお店を作るぞ!という方にとって、この『内装工事費』ほどわからないものはないですよね?ネットで検索しても、なかなかはっきりとは出てきません。

というのも、工事内容・業者さんによってかなり幅があるのが内装工事費です。よく、”内装は(費用を)掛けようと思えばいくらでも掛けられる。”と言われます。

大雑把に言うと・・・関わる業者さん×人数×日数(+材料費)によって決まります。

工事を依頼する場合、通常”元請けさん”と呼ばれる方に依頼することになります。
その元請けさんから、大工さん・クロス屋さん・電気屋さん(電気工事)・水道屋さん・・・とそれぞれの職人さんに工事が発注されていきます。

”このくらいの広さだと、このくらい”
という目安のようなものもあるようですが、実際にはかなり幅があります。

見積もりを取る

物件とどんな内装にしたいのかが決まったら、実際に何社かに見積もりを依頼して、概算を見比べるのもよいと思います。
また、細かい見積もりがもらえたら、何にどのくらい予算が割り当てられているのかも確認してみましょう。

私が一番初めのお店を作る時、物件を管理している不動産屋さんの業者さんから見積もりを出してもらったのですが、あまりに高くてびっくりしました。それどころか、打ち合わせもなく勝手にお店のレイアウトを決定されていました(笑)

見積もりを見せてもらうと、一つひとつがかなり高額。私が必要としていない工事もいくつか含まれていました。結局その業者さんはお断りして、自分で手配しました。当初の見積もりの60%くらいの金額で工事を終えることが出来ました。

 

内装工事費を抑えるために

 DIY

DIYブームもあって、予算を抑えるためDIYをする方も多いようです。手作りな雰囲気が逆に”味”になるようなカフェや美容院を開業される方には多いようです。

私も初期投資を抑えようと、不器用ながらあれこれDIYでお店を作りました。今では自分で間仕切り壁を作って部屋も作れるようになりました(笑)

とはいえ、もともと器用で慣れている人でない限り、大きな部分はお願いした方が無難です。時間の節約にもなります。もし自分でやる場合は、小さな小物や簡単にできる部分から挑戦してみるとよいでしょう。

例えば床ですが・・・

最初のお店はこんな感じに作ってもらいました。床も作ってもらったので、結構内装費は高くなりました。

下は現在のジム。最初のお店はヨガやピラティスのレッスンも行う店舗だったので、どうしても床が必要でした。

現在はウェイトトレーニングが中心のジム。なおかつ一階ですから階下への振動を気にする必要もないので、無理に床を作る必要がありませんでした。むしろ、コンクリートのままでその上に厚みのあるラバーを敷いた方がトレーニングがしやすいです。

なので、コンクリートのまま何も手を入れず、自分でカーペットタイルやラバーマットを敷いています。面積が広いのでそれなりに費用は掛かりましたが、床を作ってもらうよりはるかに安上りです。

そのまま使う

物件がスケルトンの場合、壁紙を貼るとなると結構大変です。直接壁紙を貼れなくもないのですが、やはり剥がれ易くなります。なので、コンクリートの壁の前にもう一枚壁を作ることになります。面積が大きいので、費用は結構掛かります。

もともとの壁が汚いとか、コンクリートむき出しの雰囲気がお店と合わないようなら、壁紙を貼って仕上げることも検討されるといいと思います。

逆に、コンクリートのままの雰囲気が活かせるようであれば、そのままの方が費用的にも抑えられます。(冬はちょっと寒いですが・・・)

トレーニングジムの場合、壁にはマシンが並びさらに鏡を置きますから、意外と壁そのものが見える面積は少なくなったりします。

建物の雰囲気をそのまま活かせないか、少し検討してみるのもよいと思います。

次回は私がお店を作った時の内装費をご紹介します。

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