お店を作ろう!と思ったとき、どんなことを考えますか?
どんな商品・サービスを
どんな雰囲気のお店で
こんな感じでしょうか?
私が最初のスタジオを作った時もそんな感じでした。しかし、後になって気づきました。パーソナルトレーニングジムに限らず、お店を作るときに最も重要なこと。
それは・・・商売の仕組みです。
商売の仕組み
パーソナルトレーニングという商売を考える
パーソナルトレーニングはどんな商売でしょう?サービス業?専門職?
どういった観点で考えるかによって答えは変わりますが、パーソナルトレーニングは
”自分の時間に値段をつけて売っている商売”といえます。
通常パーソナルトレーニング1セッションは60分程度ですから、自分の60分に値段をつけて販売しているということになります。
売上はどうやって作られるのか
あなたがパーソナルトレーニングジムを開いてパーソナルトレーニングを売ろうと思っているなら、売上は・・・
客数(=セッション数) × 単価(=セッション単価)=売上高
大まかにいうと、この計算式で表されます。現在ではサービスや商品は無料で提供し、広告で収入を得るビジネスモデルなどもあったりしますが、ほとんどの商売の売上がこのシンプルな式に当てはまります。
パーソナルトレーナーが抱える”売上の限界”
意外とトレーナーになる前は意識しませんが、セッションを販売するということだけを考えた場合、パーソナルトレーナーには売上の限界が存在します。先の計算式
客数(=セッション数) × 単価(=セッション単価)=売上高
パーソナルトレーニングの1セッションは、おおむね30~90分で設定されることが多いです。つまり・・・
セッション時間 × セッション単価=売上高
と言い換えることができます。ところで、あなたの一日は何時間ですか?時間は残念ながらみな同じ24時間。実際には営業時間の範囲に限定されます。
つまり、一日の販売個数に限界があるということです。当たり前なのですが、始める前にこの点をしっかり考えておきましょう。